債務整理は、法的手段で借金の整理をすることです。債務整理は、債務者の生活を立て直すために、現在の債務の額を把握し、そこからいくつかの法的手段をするアドバイスをしていきます。
まず、利息の見直しをします。利息制限法を超えるものは利息制限法内の利息に引き直して、これまでの借り入れと返済を再計算します。すると、ぐっと債務が縮減されることがあります(一概に皆さんではないですが)。ここで現在いくらの借金があるのかが把握できますので、これをもとに、任意整理、過払い請求、自己破産、個人再生の手続きを選択していきます。
実際の流れは、まずは各債権者へ債務整理を受任した旨の通知とこれまでの取引履歴を提出するように通知を出します。この通知を出したら、債権者は債務者へ直接取立てすることはできなくなります(違法になります)。債権者から履歴の提出を受けたら、これを利息制限法内の金利で計算をします。この計算で出た数字をもとに今後の方針を立てていきます。