カテゴリー 「相続」

相続の全体像

 相続は皆さんの身近にあり、早かれ遅かれ誰しもが経験することと言っても過言ではないでしょう。ですが、実際に相続がおこらないと何をするのかわからず、いざという時パニックになってしまうなんて方が多いのではないでしょうか。  …続きを読む

相続人を確定する

 相続人となる資格は民法で厳格に定められております。  第一順位 直系卑属 ・・・ 子。子が亡くなっていた場合には、子の子。以後代襲していく。  第二順位 直系尊属 ・・・ 親。親が亡くなっていた場合には、親の親。  第…続きを読む

相続放棄をする

 相続した財産が、借金のほうが多かったという場合、相続放棄の申立てを裁判所へすることにより、借金を背負わずにすむことができます。この申立は原則相続が開始してから3ケ月以内にする必要があります。この3ケ月という期間は、相続…続きを読む

相続人の中に行方不明者がいる

 相続人の中に行方不明者がいた場合、遺産分割協議はその行方不明者を除いて・・・なんてことはできません。その場合には、不在者財産管理人を選任し、行方不明者の代わりに協議に参加してもらいます。もし、行方不明になって7年が経過…続きを読む

嫡出子と非嫡出子

皆さんは嫡出子と非嫡出子という言葉をきいたことはあるでしょうか?あまり聞きなれないという方も多いと思いますが、民法上非嫡出子の相続分は、嫡出子の相続分の1/2とされているのため、憲法第14条の法の下に平等・・に違反してい…続きを読む

内縁の妻に相続権はあるのか

内縁の妻に相続権があるのか。  ご承知のとおり内縁の妻には相続権はありません。たとえ、二人の間に子供がいて、生活も共にしており、事実上の夫婦だとしても、法律上その方に相続権はありません。  もし、内縁の妻に相続をさせたい…続きを読む

相続人の廃除とは

  もしあなたが自分の子供から、日々罵声をあびせられたり、暴力を加えられていたのなら、自分の亡き後はこの子に財産を残したくないと思いますよね。ですが、例え遺言で全財産を他の相続人等に相続させても、自分の子には遺留分があり…続きを読む

相続財産を相続人で分ける

 さて、ここまでで相続人は確定できました。それでは、その者たちで相続財産をどのように分けるのでしょうか。  相続が開始すると、被相続人の財産は相続人に移転し、さらに相続人が複数いるときには遺産は相続人の共有に属します。こ…続きを読む

未成年がいる場合の遺産分割協議

 未成年がいる場合、遺産分割協議をするには、注意が必要です。  未成年者の財産は親権者が管理し、その財産に関する法律行為については子を代表するということが民法で定められているため(民法第824条)、 未成年者と親権者が共…続きを読む